お知らせ
工房をお休みさせていただく日
2018年7月11日
現時点での工房をお休みさせていただく日は下記の通りです。ご迷惑おかけしますが宜しくお願い致します。 2024年 ・4/14(日)全日 ・4/21(日)午後 ・4/29(月祝)午後 基本的には土日・休日 …
エンドピンストッパー板”Zauberplatte(ツァウバープラッテ)”の販売について
2017年11月20日
これまで私の工房にてチェロ弓かチェロ本体を購入した方への限定販売だった、エンドピンストッパー板”Zauberplatte”(実用新案取得済み)ですが、一通り希望者に行き渡った感じですので、一般販 …
ブログ記事
大型ノギスを、今になって購入
2024年4月11日 工房
これまでに何度か、仕事上で大型ノギスの必要性に迫られた事がありました。しかし、絶対に無くてはならないという道具でもないし、購入するには何万円かかかるし、別の計測ではぐらかしながらやって来ました。 しかし今回、どうして …
悪い音は存在するのか?
2024年4月10日 工房
オーディオは、弦楽器を考える上での簡易モデル(単純モデル)であると思います。 弦楽器では様々な複雑な要因が、複雑に絡み合っているために、考察するのはとても難しいです。しかし、一旦オーディオで考察することで、複雑で考察 …
円盤刃式のサークルカッターが素晴らしい
2024年4月9日 工房
ウレタンスポンジみたいな少し柔らかめの素材をドーナツ状に切り抜いて、ダクト用のパッキンを作る事になりました。 そこで最初に考えたのは、レーザー加工機で手っ取り早く切り抜く方法でしたが、この素材をレーザー加工機で切り抜 …
楽器や弓は、最初から良い物を購入してください
2024年4月8日 工房
新入学、新生活が始まりました。 このタイミングで楽器の購入を検討してる方も多いと思います。 特に初級者の方へのアドバイスは、「最初から良い物を購入してください」と、強く言いたいです。 というのは、下記の理由により …
10Gbpsスイッチングハブさしあげます
2024年4月7日 パソコン、AV、家電、車
私の工房のお客様で、10Gbpsスイッチングハブが欲しい方は無料で差し上げますので、ご連絡ください。 tp-link: TL-SX1008 8ポート(注:1ポート壊れていますので、7ポートが使えます) 10Gbps接続 …
ニスを傷めてしまう原因は、弾いていないとき
2024年4月2日 工房
楽器の側板(ネック付け根)と響板の輪郭部分のニスが傷んでいる人が多いです。ニスの艶が曇っていたり、薄くはげていたり、場合によっては黒っぽく汚れていたりしています(これが一番良くないことです)。 この原因は単純です。所 …
人に評価されない事は、ある意味、重要な事
2024年4月1日 工房
私自身、「なんで理解してもらえないのだろうか?」とか「なぜ信用されないのだろうか?」等と、ついつい愚痴を言ってしまいがちです。 しかし、他人に理解されないことだとか、評価されない事って、ある意味、とても重要な事なので …
“Zauberplatte”というのは、これだけで音が良くなるような都合の良い商品ではありません
2024年3月31日 工房
よく、「たったこれだけで病気が治ります」とか、都合の良いインチキ商品は世の中に数え切れないほどあります。「インチキ」と言うためには、その証拠が必要となるため、「怪しい商品」と言った方が良いかもしれません。 残念ながら …
真の意味での性能の良い弓で弾くと、チェロの音も違うのです
2024年3月28日 工房
少し前に、コントラバスのフレンチ弓とジャーマン弓の事を書きました。そこで見本の演奏として、パスキエ氏とシュトライヒャー氏の実際の演奏の動画も紹介しました。 これら両者の演奏に共通しているのは、「理にかなった圧力(のボ …
「弦楽器製作工程BD」の内容について、BGMが無い事を評価してもらいました
2024年3月24日 工房
先日「弦楽器製作工程BD」を購入してくださった方から、感想メールを頂いたのですが、その中で「BGMが無い事」を評価してくださりました。 高度経済成長以降の日本、すなわち豊かになった日本では、物が多ければ多いほど良いと …
「弦楽器のしくみとメンテナンス」がマイナーチェンジして再出版
2024年3月15日 工房
おそらく、最近、「弦楽器のしくみとメンテナンス 第一巻」は継続出版されていたと思いますが、「第二巻」の方は廃刊になっていたと思います。 しかし、カバーとか、サブタイトルとかの若干のマイナーチェンジをして、再出版される …
自分の興味の無いことに興味をもつことが、上達に繋がるのです
2024年3月6日 工房
「自分の興味の無いことに興味をもつことが、上達に繋がる」とは、矛盾しています。 しかし上達とは「自分の価値観の外を求める行為」なので、あながち間違った表現ではないのです。 例えば、先日書いた「コントラバスのフレンチ弓 …
コントラバスのジャーマン弓のボウイング
2024年3月6日 工房
先日、「コントラバスのフレンチ弓のボウイング」という記事を書きました。 結論として、「超絶上手な演奏家では、フレンチ弓でも圧をかけて弾くことができる。その証拠は、駒寄りを弾いていることからも推測できる」という内容でし …
コントラバスのフレンチ弓のボウイング
2024年3月1日 工房
以前、あるコントラバス奏者に紹介されたVincent Pasquier氏によって演奏されたCDを聴いて、驚きました。このCD、手に入るのでしたらコントラバス奏者でなくても是非お勧めしたいです。 先日、あるお客様と、コ …
良いヴィオラは、ヴァイオリンの2倍くらい高価と思ってもよいです
2024年2月27日 工房
何度も書いていることですが、良いヴィオラって、ほんと少ないです。 絶対数自体が少ない上に、製作のレベルが低いのです。だから、良いヴィオラって本当に希少なのです。さらに、「大きさ」の問題もあります。 だから、自分の好 …
「理にかなったヴィブラート」は「性能の良い弓」とペア
2024年2月25日 工房
「理にかなったヴィブラート」とは、楽器が縦方向にブレない、指板の向きに沿った「弦長変化(=ピッチ変化)」奏法です。イメージとしてはこんな感じです。 ところが、この「理にかなったヴィブラート」って、単独では実現不可能な …
「遠足のおにぎり」と「無限階段におけるゴールとは?」は、ほぼ同じ事を指しています
私はこれまでに「良い音の本質とは、”遠足のおにぎり”である」と説明してきました。 最近では「無限階段におけるゴールとは?」という記事を書いたことがあります。 この二つの表現は、視点こそ違いま …
素晴らしいソロ演奏でした
2024年2月18日 工房
私の工房のあるお客様はアマオケのコンミスなのですが、今回の演奏会の演目は長大ソロ演奏がある曲ということで、聴きに行きました。 素晴らしい演奏でした。 音に艶を感じました。色気と言っても良いと思います。演奏を聴きなが …
以前私も同じような実験を行ったことがあります
2024年2月14日 工房
楽器の音って、ホールによってどのように変化するのか? 音はどのように飛ぶのか? 弦楽器の技術者として、言語的な感覚表現ではなく、具体的な物理特性を把握していることが私は必要だと思っています。 だから私は、以前、小ホ …